韓国の結婚式 Part.2(当日編)
▼ 結婚当日の流れ
いろいろな形の結婚式が増えてきているようなので、一般的なものを少し紹介します。
・結婚式
ホール内の式場の場合は、牧師の代わりに恩師などの人生の先輩などが祝辞のような結婚生活の教訓などの話(韓国語ではジュレ)をするそうです。日本でいえば媒酌人的な感じでしょうか。この式の時に日本での余興のように2~3組の友達が歌を歌ったりして祝福するようです。教会では日本と同じように賛美歌を歌ったりして祝福します。
ウェディングホールやホテルでは式 兼 披露宴という形で一緒に食事をしながら友達が歌を歌ったりするケースも増えているようです。
・披露宴
受付でご祝儀を渡すと食事券が渡され、披露宴会場に入るときに食事券を渡すそうです。食事は最近はビュッフェが多く、高級ホテルではコース料理がでるそうです。数百人分のコース料理って厨房がすごそうですね~。
ホテルや式場のイメージをネットで探してみました。とにかく広いですね。
気になるご祝儀相場ですが、友達などは5万ウォン~10万ウォン(約5000円~1万円)
近い親戚では50~100万ウォン程度、一家で行く場合が多いので、家族が多いところは人数に合わせて金額を増やすようですね。
両親の会社の人などは10万ウォン程度 が一般的なようです。
祝儀袋というのは日本のような派手なものはあまりなく、白い封筒に”祝”とか”結婚おめでとう”とか書いてるくらいです。
最近は少しかわいいものも出ているようですがあまり一般的ではなく、日本ほど決まりはありません。
若い人たち(友達)は数人で、ご祝儀の代わりに家電製品などを買って送ることもよくあるそうです。
韓国の披露宴の場合は、日本のように最初から最後までいるわけではなく、あまり親しくない人の結婚式だと適当な時間に行って食事をして挨拶をしてすぐに帰る人もたくさんいるようですね。
服装は、会社員はスーツが多いですが、日本ほど固くなく、若い人はジーンズにポロシャツやジャケットなどで気軽に行く人も多いです。
女性でも、シンプルなワンピースやカジュアルスーツなどが多いです。日本のようにパーティドレスを着て髪型をセットして行くとオーバーに感じるようですね。
▼ 日本と韓国の結婚式が違う点
・招待される側(参列する人)から招待状を送ってと言うことも普通にある。
・招待状がなくても行っても問題なし。(高級ホテルのコース料理などの場合はできない)
・信仰がない人が教会(又は聖堂)で式を挙げない。
・とにかく人数が多い。知らない人(両親の友達など)がいっぱい来る。
・半分以上が親族か親の知り合い。
・最近はビュッフェスタイルが多い。
・きれい目な服であればあまり服装にこだわらない。
・なんといっても途中で来て途中で帰っても問題なし。(ホテルでのコース料理の場合は除く)
・受付に祝儀袋(普通の白い封筒)があり、その場で入れる人もいる。
2014-12-29 :
韓国の文化と流行